Sun Ray Admin GUI では、プラグイン可能認証モジュール (Pluggable Authentication Module、PAM) フレームワークの利点を使用して、LDAP や NIS などの異なるバックエンドに対してユーザーの認証を行います。
初期セットアップ後、Admin GUI は独自の PAM モジュールを使用して、Sun Ray データストアに対する認証をサポートします。この構成により、管理者はユーザー名「admin」および Sun Ray Server Software の構成中に指定されたパスワードを使用して、単一の管理者アカウントにログインすることができます。この初期 PAM 構成を適用して、既存の UNIX アカウントに対してユーザーを認証するなど、ほかのメカニズムをサポートすることができます。
Admin GUI では認証のほか、承認チェックも実行します。承認ユーザーリストに登録されているユーザーだけが Sun Ray サービスを管理できます。Sun Ray の utadminuser コマンドを使用して、このリストのユーザー名を追加または削除できます。