Sun Ray Software では、単一のキーボードおよびポインタに接続された複数のディスプレイの使用をサポートしています。この機能は複数の画面を使用する必要があるユーザーにとって重要です。たとえば、複数のアプリケーションやシステムを同時に監視したり、大型スプレッドシートなどの単一アプリケーションを複数画面に表示したりできます。複数の画面を使用するには、utmhconfig GUI ユーティリティーまたは utmhadm コマンドを使用して、最大 16 個の DTU から構成されるマルチヘッドグループを設定します。
各マルチヘッドグループは、キーボード、ポインタデバイス、および任意の USB デバイスが接続されている主 DTU によって制御されます。残りの DTU は副 DTU と呼ばれ、追加のディスプレイを提供します。アーキテクチャーの観点から見ると、マルチヘッドグループは、複数の画面が接続されている単一の DTU (主 DTU) であると考えることができます。Admin GUI でマルチヘッドグループを検索すると、検索結果のリストには常に主 DTU のプロパティー (識別子、場所、およびその他の情報) が含まれ、マルチヘッドグループの名前およびジオメトリが後に続きます。